相性 2005 2 28
相性というものは、人間関係のことでしょうが、
不思議なことに、銘柄にも相性があります。
日足チャートが、よい形なので、
今度は、この銘柄を手がけようと思って、実際に買ってみると、
予想外の結果になってしまう。
どうして、うまく行かなかったのかを反省してみても、
特に、判断に悪いところがなかった。
それなのに、うまく行かない。
こういうことは、よくあります。
これは、相性が悪いと思って、あきらめる必要があります。
逆に、相性がよい銘柄だと、
「失敗した」と思っても、うまく行くのです。
だから、相性のよい銘柄を見つけることが必要でしょう。
そして、そういう銘柄が増えていくことが、安定的な成績につながるでしょう。
運勢 2004 12 22
運勢というものは、非科学的ですが、
やはり、そういうものは、厳然として存在します。
たとえば、会社が成長し、今の事務所が手狭になったので、
本社を、新しいビルに移転させた。
心機一転、そこで、頑張ろうと思ったら、トラブル続き。
しかも、運が悪いとしか言いようのないトラブルが続いたりします。
これは、本社移転で、運の流れ、運勢が変わってしまったと言えるでしょう。
同じことが、投資家にも言えるでしょう。
今までは、うまく行っていたのに、
たまたま、ある銘柄を手がけたら、急に調子が悪くなってしまった。
ファンダメンタルからも、チャートからも、全く問題なく、
売買のタイミングも問題なかった。
しかし、突然、大口の「売り」が出て、株価は急落してしまった。
こうした交通事故のような経験をした後は、
たとえ銘柄を変えても、何をやっても、裏目に出てしまう。
こうしたことは、よくあることですが、
交通事故のような「株価の急落」で、
すっかり、「よい運勢」が「悪い運勢」に変わってしまったのです。
このような時は、負けを取り返そうとして、頑張ろうとしても、
運が悪い状態となっていますので、かえって傷口を大きくしてしまうものです。
運の悪さを感じたら、「休み」を取るか、
「小さく勝つ」という方式に変えるべきです。
こうして、小さく勝っているうちに、やがて、運の流れが変わってきて、
よい運勢の流れへと戻れます。
要するに、「運が悪い」と感じたら、無理をしないことです。